退院後の学生生活

「通学するのに近い方がいい」と中学校の近くに引っ越しをしました。関節が痛いため大好きな体育はいつも見学、部活も辞めてしまいました。友達と一緒に体を動かす事ができないのがとても辛かったです。

その頃、リウマチの症状もよくなく血圧を上げる薬を飲むほど血圧も低かったので、なかなか朝起きられず遅刻したり休んだりしていました。そんな時私の父は、「寝てばかりいてはダメだ。学校には行きなさい」と私に喝をいれてくれました。

その時は「鬼!」と思いましたが、病気になったばかりの頃に塞ぎこまず学校へ行き、楽しい毎日を送っていたのは大きなプラスだと思います。友達は皆、前と同じように接してくれていました。

中学を卒業して高校生になってからは、新しい友達を作るのには勇気が必要でした。リウマチの事も伝えなければいけないし遊ぶことにも制限があったので、「受け入れてくれる人がいるかな」と心配でした。

皆にリウマチという病気を知られたくなかった私は、ある日教壇に置いてあった生徒名簿の私の欄に小さく「リウマチ」と書いてあったのを見て、「他の人に見られたら・・・」と涙が出てきました。それを知った友人は、すごい剣幕で先生に抗議に行ってくれたのを覚えています。「私の事を親身に考えてくれているんだなぁ」、と嬉しかった出来事でした。

体育の授業は見学のため、スキー学習は皆が滑っている間、駐車場のバスの中で本を読んで過ごしました。それで進級できたのですから、当時先生たちも試行錯誤してくれていたのでしょう。

友達とカラオケなどで遊ぶのが楽しく、洋服や美容にもお金をかけたくなったので、アルバイトも始めました。コンビニやお寿司屋さんなど経験しました。たくさんの人の手を借りる事が多くなった私は、アルバイトをする事で誰かのために何かをする事が嬉しかったのを覚えています。

学校生活で辛かった事は、以下の3点です。

  • トイレが和式だったこと - 足首が痛いためしゃがむのが辛い
  • ノートをとる事 - 指が痛むことがあり字を書き続けるのが辛くなる
  • 通学時間が長いこと - バスが混むので常に立ったままの状態になる。
    貧血を起こし倒れることもしばしばあり。