頸椎手術のその後

手術翌日から首に発砲スチロールでできたカラーという物を常に巻いていました。手術で固定した部分を安定させ、間に挟めた骨をくっつけるためです。カラーは一人一人の首に合うようにサイズを図り、顎のカーブなどを調整し事前に作ってくれます。

仰向けに寝るとき以外は常にカラーつけておきます。これが暑いんです。蒸れてよく耳かきで隙間から首を掻いていました。首が動かせないというのは何かと不便でした。下が向けないので一番困った事は、麺類が食べづらかったです。

仰向けから横向きへ寝返りをする際は、看護婦さんを呼んでカラーを付けてもらいます。仰向けに寝る際には、勝手に寝返りをしないように顔の周りにコの字型のスポンジを置いて寝ます。

私はいつからか、無意識のうちにこのスポンジを床へ投げるという荒業に出たのでスポンジに重りをつけてもらっていました。大体2週間後くらいに抜糸をしたと思います。皮が糸にくっついてしまっていたので、この抜糸が一番痛かったです。

手術から1カ月後にカラーをとる練習が始まりました。「初日はまず3分間とるから座っていてね」と看護婦さん。「たった3分?」と思ったのですが、カラーをとった瞬間頭の重みがズシッときました。首の筋肉がプルプルしていたのを覚えています。

やはり1ヵ月もカラーに頼っていたので筋肉が衰えていたのですね。こんな感じで徐々にカラーを外す時間を長くし、首の筋肉を復活させました。

手術から2カ月後。予定どおりに退院です。

退院後も車に乗る時はカラーをつけることが決まりでした。道路状況が悪い場所で、首に負担をかけるのを軽減するためです。退院後3ヵ月くらいはつけていたと思います。また、首だけで横を向かないで、なるべく体ごと横に向くようにとの事でした。

なお、首に針金が入っているのでMRI検査は受けられません。MRI検査は強い磁器が発生する機械ですので、熱を持ってしまい脊髄の中の神経にダメージをあたえてしまうので危険との事でした。

手術後2年目以降は1年に1度定期検査を受けるのみです。レントゲンを撮り他の骨に負担がかかってないかなどをチェックしてもらっています。