術後のリハビリ生活

手術から10日後、体重を脚にかける練習が始まりました。本来は棒につかまり両手にも重心をかけるのですが私は手が使えませんので先生が私を支えてくれます。それほど膝の痛みは感じませんでした。立って前を向くと、「自分ってこんなに背が高かったっけ」と思いました。

ギプスを外した後、自分の膝をマジマジと見ると腫れもなく膝のお皿もわかります。リハビリから1週間、いよいよ立って全体重をかけられる日です。でも先生が手を放したら、フワァ~っと後ろに倒れそうになってしまいました。「あれ??力の入れ方忘れている・・・」。

冷静に足に集中して再度チャレンジです。今度は大丈夫でした。ようやく車いすから卒業し歩いて過ごせるようになりました。

手術から約1ヵ月後に無事退院できたのですが、手術前とは比べ物にならない位に快適な日常生活が送れます。膝を手術しただけなのに全身の気怠さや微熱は収まりました。

あとは肘がよくなればよいのですが、「人工関節は20年位しか持ちません。2度3度の交換となると関節を支える他の骨に負担がかかりすぎます」とのこと。当時私は27歳。先生の説明に納得して諦めました。

自分なりに、社会人になってからの事を思い出し考えていました。やっぱりフルタイムで働くのは体に負担がかかりすぎるんだなと感じていました。フルタイムで働けば必ずどこかの関節が炎症を起こしてる現状。やっぱり午前中から仕事をするのには、無理がかかるんです。

朝はこわばりがあるので、体がスムーズに動かない。それを無理やり動かすのですから、関節の負担になるんだなぁ ほしい物もたくさんあるし、旅行にだって行きたい。フルタイムで働けば、たくさん稼げるけど、体が一番大事にするのを考えなきゃいけないなぁ

それからは、自分の生活のリズムにあった時間帯で、短い時間で働こうと決めました。アルバイトが決まりました。職場が遠かったのですが、早く働きたいという焦りから入社する事にしました。

車通勤していたのですが、帰ってきたらぐったりでした。ここで私の悪い癖がでてしまいました。あの時より膝の具合はいいし、がんばらないと・・・

自分の体調の1番悪い時と比べて、それよりも良ければ「まだ大丈夫」って思ってしまうのは悪い癖です。たった1ヶ月で体の調子は悪くなり、また微熱がでるようになりました。

頓服で座薬を処方してもらい、朝4時に目覚ましをかけ、座薬を挿しまた3時間ほど眠って身支度をするという毎日でした。座薬をしないと身支度ができなくなっていました。入社から4ヶ月で退社しました。